間に合わなかった

ある意味というは実はど真ん中の呪いだったんだ。 うすうす気づいていたが、やはりそこからは逃げられないのだろうか。 生まれたその日から、人生とはこう みたいなレールの上で、レースをさせられている 売れ残りだの、間に合わないだの、 常々、後悔するか…

怒ることからの忌避

今まで生きてきて、怒ることにはネガティブなイメージしか持っていなかった。 持たない方が良い、表に出さない方が良い、みっともない そりゃあ、穏やかな性質は良いと思うけれど、 事なかれ主義的過ぎて、逆に不健全なのかもしれないと思っている。 もちろ…

何度思い知らされたら

悲しいニュースを耳にする度に、 ああ、自分はそうでなくて良かったと 心のどこかでは思っているのだろうか それと同時に、心臓が抉られているような感覚になる そういう思いも、愛する自分の子にもさせるのか? という思いもある 自分がどう頑張って自分の…

腑に落ちないこと

毎日、数えきれない悲しいニュースを耳にする そんな中で、どうやって子ども達に幸せがあると伝えれば良いのだろうか どんなに自分とその周囲の身の安全があって、経済的に問題がなく生きていたとしても、 少し離れた所では傷ついている人がいる、 自分たち…

多面性

自分は恵まれているという罪悪感に支配されているのだが、 そもそも人間は多面的であるし、 弱い部分を感じるのは、強い部分も持っているから 明るく感じるのは、暗い面も持っているから 悩みはなくならない 葛藤を持ち続けることは、ある意味健全な状態であ…

恵まれているという罪悪感

正確には、恵まれていると、 (真実はどうであれ)自分で思い込んだ/思い込まされた 結果としての、「罪悪感」。 その過程は、生まれたその時から、 周囲の人から言われる「あなたは恵まれている」という言葉 様々なメディアから浴びせられる「あなたは恵ま…

根源的な

ここ3~4年くらいで急激に違和感が具体的に判明してきた きっかけは自分の好きなものたちへの理不尽なバッシング この熱量は一体どこからくるんだろうかなど思う暇もなく、 その渦に巻き込まれていった 何をして良いのかも分からなかった 自分にできること…

つくづく

個人として尊重されることが少ない世の中なのだろうと思う 各々の肩書を基準にその人を判断してしまう いい加減、家族単位でモノを考えることを止めればいいのにと思う 配偶者がいるから、子供がいるから、 それがその人の価値にどのように作用するのだろう…

若い人ほど

若すぎる 儚さ 脆さ 今にも何処かへ飛んで行ってしまいそうな手の届かない存在 本当にそうなるなんて 原因なんて、本人にしか分からない 周囲から見て、どれだけ幸せそうで、沢山の人に囲まれていたって、 この先、何回、同じ思いをすればいいんだろう 胎の…

諦観

諦めることは、執着から解放されること 自分の人生の前半は、世の常識を刷り込まれることだった こういうもん、を気づかぬうちに 大人から、教師から、友人同士、自分自身で、 世の常識から見て、自分はどの位置にいるのか 変じゃないかどうか、いつもいつも…

冬の入り口

もうじき、寒い冬がくる 秋なんてあっという間なんだろう ジョン君のことをよく思い出すようになって、 これを書いている ジョン君 君がもし今もいてくれたらなんて、 まだそんなことを思っているよ きっとこれからも また、あと一度だけでも 会いたいよ

当たり前

結婚して、子供を持つことがこの世の常識 それに、どれだけ苦しめられてきたのか じわじわと、けれど確実に 昔は選択肢がなかったのかもしれない けれど、今はそんなことはないと思う なぜ、結婚したいと思うのか なぜ、子供を持ちたいと思うのか それに明確…

紙切れ一枚で

それはあくまで契約で、 別に魂ごと引き渡したわけじゃないはず でもよく考えたら、 誰かと一緒にいる「ため」に、契約するなんて不思議な話で そういう決まりだからそれに従っているだけな人も多いはず 昔からそういうものだったから 時が来たら、人はパー…

無気力感

日々、削られる精神力 何やってもダメなんだ、意味ないんだ 自分の言うことなんて聞いてくれないんだ 小さなことの積み重ね 無気力感が培われる この世は変えられない 自由には生きられれない 誰が得する? それは自己責任? 選べる、聞いてもらえる、声を上…

悔しい悔しい悔しい ただ、性別がどっちかという「だけ」じゃないかよ! 皆選んだわけじゃないだろ なぜ、どちらかが我慢しなければならないのだろうか たまたま、どちらかだった「だけ」じゃないか 好きで背が低いわけでも、見た目が弱々しいわけじゃないし…

同じ人間として

目の前にいる「その人」のことを、 果たして、きちんの「その人」として認識できているのか その人の見た目に、必要以上に引きずられていないだろうか 女性/男性というのは、あくまでも生物的な意味合いでしかなく、 違いはあるけれど、人間という括りでみれ…

いのちの

自宅で、っていうのは、 自分のことは自分で世話しなければならないのだけれど 風邪ひいた時ですら、自分のことを面倒見るのは辛いものがあるというのに 自己判断というのは難しいのではないか 急変したら?身近に専門家でない限り、判断することは本当に難…

Nothankyou

最近特に、怒るという当たり前の感情を我慢してはいけないと思っていたけれど ここ数日、無理にコメントしない(ノーコメント)という立場も大事だと思った 怒ることは大切だけれど、やはり心も身体も消費し、摩耗してしまう だから、あえて具体的に気持ちを…

忘れること

忘れればいい それは他人から言われるようなものではない 自分が自分に対してもそうだけど それは大きい抑圧になる 同じ過ちを繰り返さないためには、 忘れずに語り継いでいくことも重要なことなのではないだろうか 言葉にして、現す 無かったものが、見えて…

何と声をかける

もしも、あの冬、あの日、あの時間に戻ったとして 自分は彼に、何と声を掛けられたのかな もう居なくなりたいという彼に、 何と言ったら、希望を持ってもらえたのだろうか そもそも、希望の押し付けは、逆効果なのではないかとも思うけれど 自分が、彼に居な…

ケアのひと

性別によって、 ケアできる能力、ケアしようとする気持ち、度合い、実行力 には差があると思う それは、本来持っているものというより、 環境によるものだと思う ケアできちゃうのは、事実なんだと思う だから、それは性別によらないと言われたところで それ…

誰かの為に

誰かの為に、 誰かが苦しまなければならないのなら、 そんなこと止めてしまえば良いと思う なんで誰かを犠牲にしてまで、何かを成し遂げようとするのだろうか ただ、最近特に疑問なのが、 こんなに苦しめられている人々が、 全然声を挙げないこと もちろん、…

何のために

何のために生きているのか 分からない こんな思いまでして、なぜ生きるのか そもそも、生きるのに意味などないのだろうと思うのだけど 機械みたいに、こういうもんと生きていければ良かったのかもしれない 本当の幸せとは、自分の不幸に気づかないことだと思…

自己責任

自分の考える、こうなったらいいな、は、 子供がちゃんと守られる世界 性別を理由に排除されない世界、 各々が自己責任に負けない世界、 各々が各々の存在を理解できずとも許容できずとも 存在を認識して距離を取れる世界、 理不尽なことに対して怒ることが…

構造的な…

資本がものを言う 稼げればそれがいい それが最も価値がある 金があれば何でも買える 持っていると持っていないで 命に関わることだってあるだろう 精神論がなんだ 金で買えないものだってあるんだろうけど 金が稼げる方がエライんだろう つまり、どれだけ自…

無い

性別がないとは何なんだろう 各々によって定義も異なるし、 他人と価値観が合致することなんてそうそうないだろうけれど そもそも、自分を「男だ~」「女だ~」と毎日毎秒実感して生きている人なんて 一体どのくらいだ? 自分は少なくとも、普段は別に、自分…

初夏の香

段々と、暑くなってきた 冷たい冬が夢みたいだ 何回目かの君の日 君がいなくなって、 無意識下で落ち込んだりしているのだろうか この世界がどれだけ汚いかを思い知って 期待も持てずに、何にもやる気も持てずにいる それを君のせいにしてはいけないと思うの…

たらしめるもの

各々の性別たらしめるものとは何なんだろうか 心、気持ちなど、測ることができるはずもなく 世間の男女と自分の男女の基準は果たして同様のものなのだろうか ズレがあるとしたら、何がどの様に、どの位? 誰も答えることはできないだろう ゆらぎがあるなど、…

こども

かつて誰しも子供だった なのに、大人は子供を守らない 守っているとは到底思えない 制度、決まり 人間は群れで生きている以上、 自分が在るのは他人のお陰 好い悪いの問題ではなく それは事実 だから、自分の考えが大事であることはそうであるとして、 でも…

梅雨一歩前

正直、今になってこの世に絶望したところで、 自分は何も変えられる存在でもないし 愚痴を溢すだけ 吐き気を催すほどの気持ち悪い価値観を目の当たりにすることが多くなった 普段の会話、ニュース、仕事、、、 どこにでもそれらはあって、 それの厄介な所は…