悲しいニュースを耳にする度に、
ああ、自分はそうでなくて良かったと
心のどこかでは思っているのだろうか
それと同時に、心臓が抉られているような感覚になる
そういう思いも、愛する自分の子にもさせるのか?
という思いもある
自分がどう頑張って自分の子を愛して育てたとして、
一度たりとも自分が傷つけなかったとして、
容赦なく降り注ぐ悲しいニュースから防ぐことは不可能だ
自分は安全な所にいても、世界のどこかでは泣いている人達がいると
知ることさえもして欲しくないと思うのは、当然のことではないか?
なんで私をこの世界に生んだの?と問われた時に、
返す言葉が見つからない
不都合な真実に目をつぶって生きることは出来るけれど、
自分の子どもまで目をつぶるかは分からない
他人のことは自分でコントロールできないことなんて
当たり前のことなんだから