恵まれているという罪悪感

正確には、恵まれていると、

 

(真実はどうであれ)自分で思い込んだ/思い込まされた

 

結果としての、「罪悪感」。

 

その過程は、生まれたその時から、

 

周囲の人から言われる「あなたは恵まれている」という言葉

 

様々なメディアから浴びせられる「あなたは恵まれている」という状況

 

自分よりももっと大変な人がいる、

 

これに比べれば、自分はまだマシ

 

そういうところから、自分がただ生きているだけで、

 

何か悪いことをしているかのような気持ちになる

 

これさえも、贅沢な悩みと言われるのだと思う。

 

可哀そうな人がいるのだから、恵まれている自分は頑張らないといけない

 

恥ずかしくない生き方をしないといけない

 

こんなことも出来ない自分は甘えている、

 

 

上には上がいるし、下には下がいるのにも関わらず、

 

自分は普通になりたかった

 

 

なぜ?と問われれば、そのように育てられたからとしか言えない

 

どこからが自己責任かも分からない

 

そもそも、自己責任と断罪できるほど、

 

この世は成熟していない

 

真に自己決定できる環境はどこにある?

 

 

自分は、世の中が提示してくる幸せをなぞることが出来ない

 

それへの引け目なのだと思う

 

いい加減、自分をゆるしてあげたい

 

その呪縛へは、適応するのではなく、解放されるべきだと思うから。